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龍二が読み終わった時
クラウドメンバー
拓海の母、
龍二の姿が
麻衣には
ハッキリ見えて、
意識が戻った。
「私、わたし……」
龍二
「なぁ~麻衣ちゃん
麻衣ちゃんには
こんなに
大切な
仲間がいっぱいおんねん。
拓海の分も生きなぁ
拓海に恨まれるで(笑)
せやから、
拓海の気持ち
皆の気持ち
しっかり胸に刻み
生きていかなぁ、
あかんねん!
何かあったら
わいもおるから
心配すんな!」
麻衣は
胸に熱いものが
こみあげてきた。
しかし
麻衣は
グット堪え。
皆に向かって
そして、
空に向かって
誓った…
「・・・この気持ちは
絶対忘れない!
ちゃんと前を向いて
生きていくよ❗
ねぇ拓海
私も幸せだったよ。」
19歳の麻衣
昔の様な麻衣は
そこにはいなかった。
【私はここにいる。
今、生きている。】
麻衣は
素直な気持ちで
真っ直ぐな瞳で
空を見つめていた。
雲一つ無い
青空だった。
【完】
【あの時の
気持ちは忘れない©】
無理に忘れなくても
いつか
あなたにとって
大切な想いでに
変わる日が
きっとくる…
そう願ってます。
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