鳥たちの神話

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サルディバル国とクリネア国。 長い歴史の中で、両国はかつて、ほぼ常にと言っていいほどの長い間、戦火を交えていた。 古代は、槍と剣。 その後、鉄砲。 大砲。 そして末期には、戦闘機による空中戦が多かった。 特に戦闘機に関しては、長い戦争の間に改良がなされ、まるで鳥のように大空を舞うようになっていた。 かつて、戦闘機が大空を舞っていた時代。 その時代の話を、人々はこう言った。 ──“鳥たちの神話”。
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