俺はデジタル あの子はアナログ

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「アナログてめぇええコラァァァアアア!」 「ひひひwwwwサーセンしたwwwwつか今どきバナナの皮ですっ転ぶとかwwwwwwおまいいつの時代だよwwwwwwwwwおまけに冷蔵庫に顔面強打とか……ブゥゥウッシュゥゥウゥwwwwww」 「そぉーじゃねぇよ! 食ったらちゃんと片付けろって言ってんだろぉがぁ!」 俺の名前は『デジタル』。 なんか2003年くらいのとき、俺はいきなりこの地に落とされた。 そしてこの一際にぎやかな少女。彼女の名前は『アナログ』。彼女はなんと1953年くらいからこの地にいるらしい。 俺たちの出会いは実に単純だった。彼女が部屋で昼寝しているときに俺が真上からいきなり彼女にヒップドロップを食らわしたんだ。ワケ分からなかったけどその時はとにかく殴られまくったね。 けど彼女は笑ってた。 ……そりゃそうだ。彼女は50年間ずっと独りだったのだから。仲間が出来て相当嬉しかったのだろう。 「ひーっwwひーーっww久々にこんな笑ったわwwwwバナナ(笑)ブゥゥウッシュゥゥウゥwwwwww」 「……お前吹くときもっと可愛く吹けねぇの?」 あ、ちなみに俺たちは年を取らない永遠の16歳です。
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