最期

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懐かしい帰り道 一人で歩いた道 本当に一人ではなかったと思うけれど あの瞬間はきっと 本当に一人だった 今ここにいる あたしに なにかくれよ 一人でも大丈夫だよ って 言ってくれよ セピアの街で あの日のあたしを 探すけれど 意外と鮮明には みえてこない なにがどう変わったっていうの あたしは悪くない 善 悪 誰がわかる 自分を責めるという 答えに辿り着いた 綺麗事をにらんでいた そんな日々に帰れたらな どんなにまっすぐに 泣けたのだろう 今のあたし 汚れてる 言えないことが ありすぎる 最期はどんなふうに やってくるかな サヨナラって かんたんに言えたら 楽なのに… さみしいだけ にげたいだけ 生きたいだけ
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