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このまま自然消滅とか信じらんない。
けどあたしから純也に話しかけれるとか絶対無理だから結局前に進められないままなんだ。
学校を出て久しぶりの一人で帰る道。
胸にぽっかりと大きな穴がある気がしてならなかった。
??「あれ、舞??」
今の状況の発端となった喧嘩の場所、つまり悪魔の公園の近くを通るといきなり名前を呼ばれた。
この声…もちろん純也ではない。
もしかして…
舞「…平汰(ヘイタ)」
中学の時の元彼、平汰だった。
平「あ、やっぱり舞だ。
久しぶり~」
舞「う、うん」
確か平汰とは二年続いて中学を卒業したのと同時に別れた。
二人とも高校が違うし…
どちらから振ったともならず…
二人で話し合って決めたんだっけ。
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