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目を開いて呆然としている純也は知らない。
何か言いかけたように口を開いた途端あたしは逃げた。
だって怖かったから…
もし純也から俺も嫌いなんて言われるとこれまで以上に落ち込む気がするから…
嫌いって、なんで言っちゃったんだろう…
そんなのこれっぽっちも思ってないのに。
逆で大好きなのに…
頼りになる所や無邪気に笑う所やたまぁに優しい所や…
言い出すときりがないくらい大好きなのに…
舞「…馬鹿」
あたしに嫌いって言われて純也はどう感じた??
どうでもいいって思った??
関係ないって思った??
それとも…
……それとも………
あるわけないか…。
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