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舞「はぁ…」
家に帰ってしばらく自己嫌悪に陥っていた。
目を閉じれば純也の顔。
開けても純也。
眠れば純也といちゃついているあたし。
こんな夢まで見るなんて結構重症だ。
ベッドに寝転がりながらあたしの思考は純也と付き合い始めた半年前までさかのぼっていた。
クラス同じになって一目惚れして。
最初は目で追ってるだけのうぶな毎日。
けど勇気を出し玉砕覚悟の上で純也に告白を試みると見事にOKを貰えた。
凄い驚いたしなんであたし??
って自分で告白したくせに疑問になっていた。
取りあえず付き合って。
下校は一緒で。
話しはするけどカップル的な甘い会話じゃなくて。
歌乃の呼び名で。
そんな生活が早半年も続いている。
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