ひとつくらいの嘘

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ひとつくらいの嘘

少し 話ができたくらい 少し 優しくされたくらい 少し 笑顔みれたくらい それくらいのことで あなたへの想いは どんどんどんどん 膨らむの それくらいのことで あなたが私に 心開いてくれてるなんて 思っちゃうの そりゃぁ 嫌になるくらい どうしようもなくなるの その笑顔も優しさも あなたの全てが 注がれるのは いつだって あの娘なんだってことも わかってる だけど ひとつくらい 欲しいなんて思って 嘘でもいいなんて思って また 朝を迎えるの あなたに会える嬉しい朝 苦しい朝
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