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「何すんだ……ッ! 離せっ、離せよっ!」
聖火は手足をじたばたさせて僕の触手から逃れようとするがそうはさせない。
さっきまでちぐはぐだった僕と触手は今完全に一つのものとなった。
人間じゃなくなって悲しむ? とんでもない!
この姿なら女の子に触手であんなことやこんなことが出来るじゃないか……へへへ……。
まずはスカートからだ。
「くそぉ! ボクの話を聞け、離せ!」
聖火の声は気にしない気にしない。普段僕をバカにしてた罰だとでも思ってもらおう。
……ふむ、パンツは白か。潔白でヨロシ。
ふと僕は昼間のギャルのパンチラを思い出し吐きそうになった。うへぇ、ビッチ。
今は目前の美少女に集中せねば。
「いい加減に……」
「む?」
「しろおぉぉぉぉお!!」
突然聖火の手から火球が飛んできて僕の右触手を溶かした──熱っつぅぅぅう!!
触手はびくんびくん痙攣しながら煙を上げ、嗅いだことない異臭を放っている。大丈夫かこれ?
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