進化

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僕の息はあまり上がってなかった むしろ痛みはあるが、疲れはなかった 僕は自分の不甲斐なさにイライラしていた 5位でタスキを渡すはずが、7位でのタスキリレー 僕はついカッとなってしまい、道の端の土を左足で蹴った この役立たずの足め 肝心なときに走れなくてどうする 後輩が上着を持ってきて『大丈夫ですか?』と言われて、僕は我に返った
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