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それから何日も過ごすうちに
田村さんとは親しく話す仲になった。
だけどもうすぐ田村さんとも
お別れだ。
そろそろ大野行政事務所に
戻らなければならないらしい。
ー…戻ってほしくない。
でも、時間は刻一刻と迫ってくる。
「…成瀬さん」
「どうしましたか?」
「…っいえ、なんでも…」
「気をつけてくださいね?」
「…はい、成瀬さんも」
そう言って
彼は背を向け歩き始めた。
だんだんと小さくなる背中。
もしかしたら、二度と手に入らないかもしれない。
気付いたら
身体が動いていた。
「…っ田村さん!」
「な、成瀬さん!?どうしたんですか!?」
「…田村さんの事、好きです。恋愛感情として。だから…付き合ってください!」
「…えっ//あ、実は俺も…」
"好きです"
聞き間違いなんかじゃない
想いが通じたんだ。
「勝弘さん、」
「り、領さん//」
彼の唇に
俺の想いを込めて
静かにキスをした。
ー…絶対に離しません。
永遠にそばにいてください。
end
なんじゃこりゃ(ToT)
意味分かんなくてすいません💦
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