荻原少年の一日②
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でも、すごい力を手にいれた割に、僕はしょうもないイタズラしかしていないような気がする。 もっと大きなことがしたい。 そう思い始めるのに時間はかからなかった。 「でも何をしよう……」 自宅に戻り、自分の部屋のベッドに寝転がりながら僕は呟く。 お菓子を盗んだり、チョークでイタズラをするような小さなことじゃない。 もっとすごいこと……
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