‐秋‐偽りの恋の契約

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俺のその一言に先生は、思いついたように不適な笑みを浮かべて言う。 「なら佐藤!お前、やることないなら図書室に行って本の整理を頼む。これは、先生からの命令だ」 えっ……マジかよ。図書室なんか1番行きたくねぇよ。 なぜ俺がそう思うかと言うと、この学校はあまり学校内に隠れ家がないせいか図書室がカップルのたまり場みたいなものになっているのだ。 そんな場に行ったら、俺マジ落ち込む……。 だが、俺に断る理由など先生は与えてくれなどしない。 けしてね。
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