‐秋‐偽りの恋の契約

5/21

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
「まったくよ!どうして俺だけが、こんなことになってんだよ! ありえねぇ」 ブツブツ文句を言いながら歩いているうちに、図書室についてしまった。 ハァ……ついちゃったよ。図書室に。 俺は嫌々図書室の扉を横に開き、図書室の中へ入った。 図書室は、古い本の独特な臭いが教室内に充満している。 この臭い、俺キライだ……このカビの臭い。 眉間にシワを寄せて、俺は1番近くにある本棚から手をつけることにした。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加