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酒場の前は広場のように広くなっている
「噂には聞いていたが本当にドクロの仮面をかぶっていたとはな
スカルヘッド!!」
太陽の光がドクロの白い仮面を輝かせていた
「おいスカル…
お前は確かに強いが弱点がある」
男達は広場の真ん中に円の形で立っていた
スカルと呼ばれる者を囲うようにして
「お前の弱点はそう…
1人だということだ
お前がいくら強くても
6人相手に同時に戦うのは無理だ
大人しく殺られな」
男達は武器を構えた
槍、鉤爪、剣、銃、二刀流、鉄拳
腰をかがめ真っ直ぐスカルを睨めた
スカルがゆっくりと顔を上げると
目が赤く光放った
マントを片手で払い
両手の拳を握り締め仁王立ちで真っ直ぐ見ていた
「ハハハハ!!
まさか素手で戦う気か?
なんだ
弱点は頭だったか!!」
他の男も笑い出す
だがスカルは少しも動かない
「本当に無口だな
……それが腹立つんだよォォォォ!!」
男達が一斉に斬りかかった
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