桜の樹の下には

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こうして、僕は2人にお世話になることになった。 「そういいますれば、自己紹介がまだでありんしたね」 「あ、えと。 坊本 一路です、この間15才になりました。 よろしくお願いしますっ」 「あい、わっちはカツウミありんす」 「カツウミさん」 「・・・・お母さん、と呼んでくんなまし」 「え?!」 「・・・ならば、俺は親父か・・・」 「え!?」 「ダイラはお父さんでありんす」 「え、きょ、強制ですか・・・?」 案外お茶目なのかも知れない、僕の保護者達はニヤニヤ笑っていた。
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