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人って何のために生きているのだろうか?
大切な人を守るため?
それとも自分が満足感を得るため?
クラスの隣の席の人、たまたますれ違った人、または道端に座っている人…。
この人たちにはそれぞれ生きている意味というものがあるのだろうか?
何かを手に入れるために、そしてそれを守るために生きても、いずれは滅びる。
人の行きつく先は死…。
じゃあ習い事も勉強も恋もどんなに頑張って成功したとしてもどうせ人は死ぬ。
それじゃあどんなに頑張っても意味がないじゃないか…。
だったら最初から頑張る必要なんかない。
苦労して満足感を得ても意味がない。
何もしないで、自分の思うがままに好きなことができて、満足出来たら…。
だけど現実は違う…。
さっき言った人たちはこのことをわかっているのだろうか?
いや、わかっていないだろう。
この世界にはただそのときだけを生きている愚か者だらけだ。
こんな世界には退屈した。これがこの世界の真理であろう。
この世界を文字で表すとすれば“虚無”、これ以外に他はない…。
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