一緒に逝きましょう

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「ジュン!」 天気の良い昼下がり。 私はジュンを探している。 ジュンは私を生んでくれた人。この世界で生きる全てを与えてくれた人。 だから私はジュンのためなら何でもする。 ジュンがこの世界で望むこと全てを叶えたい。 そのために私はこの世界にいるのだから……。 「ジュン! ここにいたんだ!」 ジュンは、私達のエリアであるマンションのベランダで長椅子を出して寝ていた。
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