一緒に逝きましょう

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相変わらずジャージを着て、日本刀を抱えて寝ている。 (ちゃんとオシャレすればいいのに。元は良いのにもったいない) ジュンは格好とかに頓着しない。 彼女曰く、必要ないかららしい。 「ジュン! 起きてっ! 御飯出来たよ!」 ゆさゆさと揺り動かすとジュンがゆっくりと目を開ける。 「ん……ドロシー。おはよう」 「御飯出来たよ。オムライスだけど良い?」 顔を覗き込んでそう聞くと…… 「貴女の作るものは何でもおいしいから」 と、優しいキスをくれる。
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