22人が本棚に入れています
本棚に追加
私は彼女が大好きだ。
彼女は私の欲しい言葉……欲しいものを与えてくれる。
「よしっ! ドロシーのオムライスを食べたら行動を開始しましょうか!」
言いながら、髪の毛を一本に縛る。
「行動開始?」
「そう。行動開始」
不敵に笑う彼女が頼もしいけど……少し不安にもなる。
「ねえ、ジュン? もしも貴女が居なくなったら私は……」
すると彼女は不敵な笑顔のまま答える。
「大丈夫」
そして、また優しいキス。
……ねえ、ジュン。
もしも、貴女が死ぬときは……私も一緒だよ。
貴女の居ない世界なんて意味がない。そんな世界いらない。
だから……私も一緒に逝くからね。
そう呟きながら、私は彼女の後をついて行った。
最初のコメントを投稿しよう!