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「楓、気にすることないさ。とにかく新球投げてみ。」
「あぁ・・・よし行くぞ。」
大きく振りかぶり楓が新球を投げる。
シュッ・・・
『ん!?ストレートだよな・・・』
・・・カクン!!
『なっ!?落ちた!!』
周都は楓の新球を捕れず後ろにこぼした。
「今のフォークか!?フォークにしてはなんか違ったよな。速さもストレートと変わらないし。」
周都は驚きそして疑問をぶつけた。
「今のはフォークじゃないんだ。SFF、スプリットフィンガーファストボールだ。」
「スプリットフィンガーファストボール・・・こりゃ打てねぇぞ。田山もてこずるぜ。」
「この球が自分のものになれば武器になると思うんだけど、まだコントロールがつけれなくてな。」
「それは練習するしかないよな。ただ変化量はすげぇぞ。初見じゃまず捕球できない。明日から練習だ!!」
「そうだな。柊マネージャーにも明日話してみるよ。」
そして2人は部屋に戻った。
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