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走りだして5分くらい経つと直木が口を開いた。
「今日はいいピッチングだったな。周都も2ホーマーだし、夏樹は3安打だし、神坂トリオは凄いな!!」
「周都は中学の時からよく打ってたし、夏樹もセンスいいからな。二人は凄いよ。」
「楓もなかなかだったぜ。なんで三人は庄栄に来たんだ??他の強豪校から声かからなかったの??」
「周都はいくつかスカウト来てたよ。あまり興味なかったみたいだけどさ。夏樹は頭いいから進学校に行くつもりだったみたいだよ。真田監督と俺の父さんが同級生で、俺は真田監督に声かけてもらったんだよ。
そしたら二人とも庄栄に行くことになったんだ。」
「三人は仲がいいんだな・・・羨ましい・・・。」
「なんか元気ないじゃん。どうかしたのか??」
「いや何でもないよ。やべ・・・話しながら走ったら息上がってきたわ。」
「走り込みが足らないな。ゆっくりでいいぞ。」
その時・・・
ガッシャーン!!
「痛ったいー!!」
!?
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