第7章 公式戦

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「スターティングメンバーは以上だ!!庄栄学院初めての公式戦だ。気負わず全力でいこう。後先考えず全力で臨むように!!」 「はい!!」 「でわベンチに入るぞ。」 そして楓達はベンチに入った。 「うわー、見ろよ楓!!スゲー応援団!!」 周都が目を輝かす。 「本当だ!!吹奏楽部の人達も来てくれてる。」 夏樹もはしゃぐ。 「こんな応援団の中で試合したことないからなぁ。緊張するなぁ。」 楓も乗り気である。 「周都ー!!」 黄色い声が聞こえた。 「あっ円香だ!!おーい!! こりゃ頑張らねば!!」 楓もスタンドを見て、もしかしら梨華がいるかと思ったが、 「御堂も試合中だしいるわけないよね。」 「そろそろ集合だ。みんな準備だ!!」 監督の声がかかり、ベンチに並んだ。 「集合!! これより須川南高校対庄栄学院の試合を始めます。攻守交代はスピーディーにお願いします。 礼!!」 「お願いします!!」 こうして楓たちの夏が始まった。
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