第1章 怪物の誕生

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ズバン!! 「ストライクバッターアウト!!ゲームセット!!」 『やりました!!岡山県代表神坂第二高校!!初出場初優勝の偉業達成です。』 実況席からの滑舌よいリポーターの声がブラウン管から聞こえてきた。 当時5才…少年の心を打つには充分すぎる試合だった。 彼の目は輝いていた。そして興奮はおさまらない。 「父さん!!僕も野球するー」 この蒸し暑い8月のある日一人の少年が野球の道に足を踏み入れた。 のちに彼は日本中にその名を轟かす・・・
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