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甲子園・・・あのマウンドに立ちたい。
あの時のピッチャーみたいになりたいんだ。だから野球を始めた。でも実力がないのもわかってるんだよなぁ・・・
その時昨日の真田さんの言葉を思い出した。
俺でももしかしたらもしかするかもしれないんだよな。
そんな時周都が口を開いた。
「なぁなぁ一個考えたんだけどさぁ、3人で同じ学校行って、3人で甲子園目指すのってどうよ??」
夏樹がそれに食い付く。
「でも周都はさぁ推薦来てるんでしょー??そっちはいいの??僕は野球やりたいけど勉強も頑張りたいから、城北とか西大寺にはちょっと・・・」
「別に俺の場合学校はどこでもいいんだよ。お前達と野球ができればさ。でも夏樹に合わした学校なら楓は無理だよなぁ・・・バカだから。」
「だからお前の方がバカだろうが!!」
思わず突っ込んでしまった。
でも確かに、野球を続けるならこの3人でやりたいな。
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