第3章 それぞれの決意

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「それは大丈夫だよ。あの学校の学長は文武両道なんて綺麗ごとだと思ってるからね。スポーツができる者はスポーツを頑張り、勉強ができる者は勉強をがんばる。つまりどっちも頑張りたい者にはそれなりに環境も整ってるわけだよ。」 あぁそういや真田さんがそんなかこと言ってたな。まぁ俺は野球だけがんばりゃいいし。 「ところで夏樹さなんでそんな詳しいの??庄栄って新設校なのに。」 「そりゃ楓や、周都よりも進路について早めに考えてたからね。県内の高校のことくらいは調べてるよ。」 なるほどね。やっぱ夏樹はすげぇな。 「じゃぁそうゆうことでよろしく!!!待ってろよぉ俺の高校生活!!!」 周都が声高らかに叫んだ。 だからうるさいっつうの!!まぁ楽しそうだしいっか。 実は楓もなかなか適当な性格だった。
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