第3章 それぞれの決意

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その頃周都はというと・・・ 「父ちゃん、母ちゃん俺庄栄学院に行くから!!」 どこだそれ??みたいな顔で周都を見つめていた。 「んあ!?あぁ知らねぇか。来年度からできる新しい高校だよ。野球に力入れるんだってよ。楓がそこからスカウト来ててよ。楓と野球してると楽しいから俺もついて行くから。あと夏樹も一緒!!」 とまぁ周都は決定みたいだ。こちらもなかなか放任主義みたいです。 夏樹はというと・・・ 「お父さん、お母さん、僕庄栄学院に行きたいんだけどどうかな??」 「何でだ??」 父がゆっくりとした口調で夏樹に尋ねた。 「高校行っても野球やりたいし、勉強も頑張りたいしさ。楓と、周都も庄栄学院に行くみたいでね、野球に力入れるんだって。勉強の方も充実してるみたいだしね。」 父はまたもゆっくりとした口調で、 「お前がそういうのなら間違いないのだろう。しっかりやりなさい。」 「うん!!ありがとう!!」 夏樹もすんなりOKが出た。こちらも放任主義というより・・・なんだろうな。 よくわかんねぇわ。まぁ夏樹は親に信頼されてるということだろうね。 今日神坂トリオの進路が決まった。 そして来年度の夏神坂トリオの名前が岡山県内に旋風を巻き起こす。 とくに周都が・・・やばいっす。爆発しちゃいます。
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