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俺は重い足取りで学校に向かった。
「勉強かぁ・・・」
この前の学力試験の結果を思いだしていた。
「国語が47点、数学が58点、英語が19点、理科が49点、社会が68点・・・・・・
うーむ・・・」
気が重い・・・
「とりあえず、数学と社会はなんとかなるとして、問題は英語か・・・」
そんなことを考えながら歩くこと10分弱、中学が見えてきた。
校門をくぐると黒いオーラを纏った周都がいた。
「周都、おはよう」
「おはよう・・・」
あれ??いつも朝からテンションMAXの周都が暗い。
これは何かあったと俺は瞬時に理解した。
「周都、元気ないなぁ。何かあったの??」
すると周都はゆっくり重い口を開いた。
「庄栄さぁ・・・スポーツ推薦とかないんだってさ。テストで受からないと入学できないらしいです・・・。」
あらま・・・
どうやら周都もピンチみたいです。
ちなみに周都は俺よりバカです。
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