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「なるほどね。まぁ俺もスカウトされたからと言って顔パスできないらしいんだよねぇ・・・。」
下駄箱で俺たち二人は黒いオーラに包まれた。
勉強するしかない。
それしか道はない。
そして俺たち二人は夏樹に泣きついた。
教室に入ると夏樹はもう来ていた。
なにやらノートを開いて眺めている。
こいつはどうしてこんなにも真面目に勉強できるのだろうか。
早速俺は夏樹に泣きついた。
「夏樹・・・俺に勉強を教えてください。」
夏樹はポカーンとしていた。
「楓も勉強するの??野球推薦で庄栄に行くんじゃないの??」
「それがさ・・・スカウトは来たけどテストで受からないと意味ないみたい。ちなみにスポーツ推薦もないから周都もやばい・・・」
夏樹は苦笑いしながら俺の話しを聞いていた。
「じゃぁ学校終わったら僕ん家で3人で勉強しようよ。周都もそれでいいでしょ??」
あぁ友達最高!!
すると黄色い声が聞こえてきた。
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