第5章 始動

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50メートル走が終わり次は打撃テストが行われた。バッティングマシンが3台でできた。 「すげー!!マシンが3台もあるじゃん!!やっぱ私立は違うなぁ。」 周都が嬉しそうにはしゃぐ。 そして打撃テストが始まった。 周都は一番にマシンに向かう。 同時に三坂友人と、楢崎泰介が打席に入った。 開始と同時に3人は見事に会心打を続けた。 周都と友人と泰介・・・間違いなくうちのクリーンナップだな。 真田はまたも嬉しそうな顔でテストを見ていた。 結果は20スイング中、周都が9本、三坂と楢崎が7本ずつ柵越えを放った。 「いやーマシンは気持ちいい!!」 周都が嬉しそうにやってきた。 「さすが神坂第一中の主砲だな、負けたよ。」 声をかけたのは三坂だった。 「俺もバッティングには自信あったけどお前には敵わないな。」 楢崎も周都を称賛する。 「いやいやいや、2人ともいいの打ってたじゃん。3人で打ちまくってやろうぜ!!庄栄三銃士誕生だぜい!!」 早くもこの3人は意気投合したみたいだ。 楓、夏樹、金沢も柵越えはないもののヒット性の当たりを連発した。
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