第6章 怪童の影

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「どうしよう・・・すごく緊張してきちゃったよ・・・」 「大丈夫だって梨華。中学の時みたいに普通にしてればいいんだから。」 ここはとあるファミレス。円香と、梨華は2人でファミレスにいた。 「だってもし藤堂くんに彼女いたら迷惑じゃん。もしかしたら庄栄のマネージャーの子と付き合ってるとかあるかもしれないし。」 「大丈夫よ。庄栄の野球部には女の子のマネージャーはいないの。まぁ学校関係の女の人がいるみたいだけど。それと楓くんに彼女はいないの。」 「なんでわかるの??」 「周都が教えてくれたからよ。大丈夫だって!!」 「そうかなぁ・・・でもモテるだろうな藤堂くん・・・」 「そのことも問題ありません!!ちゃんと私が周都にお願いして、梨華とかえ・・・・おっと、これは内緒でした。」 「なに??なんなのよ??」 「とにかく大丈夫だから。メールでも打ってみなよ。きっと返事くれるから。 何か飲み物とってくるけど梨華もいる??」 「じゃぁ・・・オレンジジュース。」 円香はグラスを持ってドリンクバーに向かった。
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