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「明日までに仕上げる資料だけ持って来たんですよね?
他のは後日手伝います。
これはそもそも貴方の仕事ではないので、
貴方はまず、家の仕事を先にやって下さい。
そちらは手助けしてもらうつもりはないのでしょう?」
微笑を浮かべる疾風に、大丈夫なのか? という視線を送る。
如月が持ってきたパソコンを開き、
山城のパソコンに、コードを繋げて、
データを送るよう促すと、
不安気だが、自分が頼んだ手前、文句を言わず送る山城。
送られたデータと、資料を横において、
パソコンに高速で打ち込んだり、
集計の結果を出したり、画面が動く。
想像した以上に、早い作業で、任せても大丈夫だと感じた山城は、家の仕事をし始めた。
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