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「貴方達に俺を語っていただきたくないんですよ。
俺を侮辱するのは、俺がいない所でお願いします。
親衛隊を毛嫌いしているようですが、
貴方達の嫌う性格の奴は確かに沢山いる。
けれど純粋に好いている者もいる。
全員を把握しろとは言いませんが、
自分達で問題起こす親衛隊を特定し、対処するくらいしたらどうなんですかね。
因みに、信じようが信じまいが、俺は面倒な命令はしてませんから。」
立ち上がって、疾風は信一に帰るという目配せをすると、
信一は頷く。
「最後に、
一番重要な事言います。
三週間ためた仕事を山城さんに任せて自分はしていないですよね?
能力があっても、仕事をしないのであれば、それは無能。
仕事はしてください。後、山城さんがやってくれたぶん、
山城さんの仕事も暫くは引き受けてくださいね。
それが出来ないのであれば、
ただちに辞任し、貢献をさがしてください。」
うん、かなりスッキリしたぞ、
やっぱ嫌いな奴らに名誉が傷つけられたままだといやだからな。
面倒だからスルーしてたけど、言ってみるもんだ。
多分、言わないと、山城の立場が悪くなったから言ってみただけなんだけど。
そういう理不尽はいやなんだよ、俺。
「じゃあ、山城さん、
会長達も本当の馬鹿ではないので今から仕事してくれるでしょうし、俺と信一は帰りますね」
「あ…あぁ……」
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