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スタスタと、背筋を伸ばして、扉へ向かう疾風と信一。
ア然としつつ疾風を見ている生徒会メンバーの中、
すがすがしい気持ちで歩いていた。
まったくの馬鹿でもなかったか、ちゃんと言葉が通じているようだし、
言い方きつくても、それが自分達の為になる言葉かどうかわかってるみたいだ。
会長とすれ違い、ドアのぶに手をかけようとした瞬間、
神山会長に腕を捕まれた。
「待て。」
「……?」
振り返ろうとした瞬間、接近してきた神山会長に、反射的に後ずさるが、扉が後ろにあってぶつかる。
「おまえなら、抱いてやるよ」
「………は?」
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