適当な人生

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みたいな勢いで始まった夏休み! 何回も言うけどあたしに夏休みもなにもないけどね。 夏休みはほとんど1人な日はない。 友達といるか知らない男といる。笑 今はさちとカラオケ! テンションはまぁまぁあげ。 「ゆあ今日の夜あの男らーと遊ぼーよ」 まぁ今日はいいか。どんな男だか知んないけど、暇だし 「いーよ」 って感じでカラオケ終わって夜 駅前までその男らーが迎えに来た。 白いかっこつけた車。 中はネオン管びかびかで今時な感じ 中3なあたしはまだ子供だから車持ちの男とかはあんま関わりがなかった。 ちょっと前まで二十歳以上は無理 みたいな考えだった とくに訳はないけど、自分には大人すぎる、なんか怖いってイメージだった でも喋ってみると意外と普通で、タメの男と喋るのと大して変わんなくて 普通に馴染んだ。 その車には2人乗ってて さちが最近遊んでた男は運転席の人。 で、助手席にその男の友達。 さちも知らない男だった。 とりあえず走って、そいつらの地元に行くことになった。 そいつらの地元は、うちらの地元から車で30分くらいのとこで、よく電車で遊びにいくとこだった。 友達もちらほらいるし 全然知らない場所じゃなくてよかったって思った。
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