四話

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(懐かしいなぁ…。昔の優真は明るかったからね。) ベッドの上で昔の思い出に浸った。和沙とは優真が退院したそのあと、入院してきて仲良くなった。 そんな風にボーっとしていたら、ノックが聞こえて、優真が入ってきた。 泣きそうな顔で。 「…どうしたの、優真。」 「…お前さ、なんで黙ってたんだよ…」 唐突にそう言われて僕はポカンと優真を見上げた。
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