最終話

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ー拝啓。これを読んでる皆様へ。 きっと、僕はここにはいないでしょう。僕は十分生きました。大切な友達はくっつき、幸せな人生を歩んで行くことでしょう。 それは、僕にとっても幸せなことです。 義父さん…いいや、先生。僕を養子にしてくれてありがとう。僕、先生の子供になれて良かった。 …それと、僕の気持ちは誰にも言わないで欲しいです。 最後に、僕が死んだからといって悲しむ必要はありません。責任を感じる必要なんてもってのほかです。 僕の財産は病院で使ってください。 僕の宝物は僕の大切な友人、優真と和沙に渡してください。 永遠の別れとなりますが、僕は…割と幸せだったと思います。 ー敬具。
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