睡眠魔王

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「もう勇者が目の前にきてるんですよぉ!」 しぶしぶ目を開けるとそこにはイケメンの金髪の執事と、瓜二つな顔のメイドがいた。またおまえらか。 「ほら、起きてください」 ちなみにこっちのイケメン。名前はシャングリラ。一応女だ。ついでにさっきの肘鉄もこいつだ。 「ほら、はやく!」 で、こっちのメイドはシャングリラの双子の妹…ではなく弟。名はアンゼリカという。ちなみにこいつら俺の部下で鬼だ。角もある。 ラウト「いやだっつってんだろ~、つかお前らなら勇者くらい瞬殺だろ?」 シャング「じゃあ言い方を変えます……少しは働いて下さい、ラウト様」
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