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「走るの疲れた」
『我の背中に乗れ主』
「ありがと氷呀」
氷呀に跨ると氷呀は速度を上げ政宗達に追い付く
『What?!狼?!』
「狼以外に何に見える?」
『にしてもデケェな…』
「そりゃそうだよ
氷呀は特別なんだ」
優しく氷呀を撫でる麻穂
『何処の軍だった?』
「織田軍だったよ
ただ武将が居たとは思えなかったな」
『織田軍だと?政宗様
如何致しましょう』
『Shit!魔王のオッサンとなりゃ迂闊に手は出せねぇ…』
「確かに…それに織田が豊臣と同盟を結ぶって噂も出てる」
『あぁ…小十郎
戻ったら直ぐに軍議を開く』
『この者はどうなさいます?』
「参加したい」
『Hum…どうする小十郎?』
『あまり信用なさらぬよう』
「だよねぇ…
あ…でもあたしが居れば武田軍と上杉軍と同盟が結べるかも」
『何だと?』
「まぁかもだから何とも言えないけど
両軍に知り合いがいるから
知り合いっていうか師匠だけど…」
『Hum…良いぜ』
『確かに上杉、武田と同盟を結べれば織田を抑えられるやも』
「じゃぁ暫くはお世話になろうかな」
『良いぜ麻穂』
「あ…神代麻穂
よろしく独眼竜伊達政宗と竜の右目片倉小十郎」
3人は城の中へ
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