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「うわぁ…やっぱり寒いなぁ」
『そうか?我はこれが丁度良い』
「氷呀は毛皮持ってるもんね」
氷呀の耳がピクリと動いた
そして一瞬で消えた
すると
『てぇへんだ!!てぇへんだ!!
いつきちゃんとこの村がお侍に襲われてるだよ!!』
数人の農民が走りながら周りに伝える
「侍に襲われてる?
行ってみようかな」
麻穂は農民が来た方向へ走りだす
途中氷呀も加わる
「氷呀
詳しい事情はわかるか?」
『恐らく織田軍、松永軍のどちらかに襲われている』
「何故?」
『独眼竜を引き摺りだしたいのだろうな』
「成程ね、なら早めに行かなきゃ」
更に速度をあげ襲われている村へ
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