1人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ごめんね。」
ちょ…マジ止めてその心底謝罪してる顔。 俺が悪い事したみたいに見えるから。
「い…いや、いいっていいって。」
それにしても、紗月の歩く速度は遅いな。
多分紗月の家から俺の家に来るのに25分ぐらいかかるだろう。
そして俺達はいつも通りの学校生活を送った。
紗月も…今日自分が死ぬとは思っていないだろう。
今日の午後6時…紗月は死ぬ。
死因? 俺が見た時には紗月はすでに体のパーツごとにバラバラになっていたからな。 詳しくは分からないよ。
ただせめて。
せめて生きたままの切断はしないでくれ。
最初のコメントを投稿しよう!