鈴ノ崎紗月の憂鬱

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午後5時13分 疾走 待ってろよ紗月_ 「うおっ、お兄ちゃん!どーこーいーくーのー?」 後輩の舞ちゃんだ。 舞ちゃんは年上の人は皆お兄ちゃんかお姉ちゃん、年下の人は我が弟か我が妹と言う少し変わった子だ。 でも可愛い。 今は一刻も早く紗月の傍に行かなければならない。 俺は舞ちゃんをしかとして行った。 「…やっぱり。」 午後5時15分 紗月宅前 「はぁ…はぁ…」 結構走った… 「さて、行くか…」 ピンポーン … … 誰も出ない。 アイツ…一体何処行きやがったんだ…? 取り合えず、殺人現場まで行ってみるか。
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