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「ねぇ、いつからこんなことしてんの?」 「……なんで言わないといけないの」 きつく手首を掴まれ、振りほどくこともできない。 「逆らっていいの?色々とまずいでしょ?」 わかってる。 とってもまずい。 「脅迫してるんですか?」 「そう。こんなのが学校に知れたらまずいよね? 先生、この学校にいられなくなっちゃうね」 それだけは絶対嫌。 だって先生、この学校絶対好きだもん。 自分が卒業した思い出がいっぱいの学校だもん。 「……何が望みですか?」 .
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