第二話

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~夏希side~ バキッベキッ!ボスッ!グチャッ! 久遠の強さは尋常じゃなかった。 5人組のチンピラが数秒で地面に伸びてしまった。 ……無傷で…………。 「……さて、夏希さん。約束のジャンボDXパフェ。頼みますよ♪」 久遠がこっちを振り返り、微笑みながら言う。 なんだろう……。コイツに話しかけられたり、微笑まれるとすごいドキドキする。 顔が紅くなっていくのがわかる。 「大丈夫ですか?顔が真っ赤ですけど」 久遠の顔がどんどん近づいてくる。 ピタッ 「……えっ…?」 「よかった。熱は無いみたいですね」 額をつけて熱を計っただけだった。 なのに、キ、キスされると思って目瞑っちゃった//
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