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「おでんが……食べたいです」
手と膝をつけた状態で桜が挫折感にあふれながら言った。
何か今の聞いてバスケがしたくなったのは、気にしないでおこう
「難しいな」
「屋台のおでんが食べたい」
手と手を合わせながらうるうるした目で桜が見てきた
「わかった今日は奮発してやるよ」
美少女のあの目は凶器だとおもった瞬間だった
「行きたい屋台とかあんのか???」
「じゃああの駅前のおでんやさん」
俺の質問に桜がキラキラした目で顔を近づけながら答えてきた。
「了解」
俺は、親指を立てて了解する。
俺の家に来たときみたいに後ろに桜をのせる
そのまま駅前に直行した
ボロボロの屋台に煙突から煙が出ていて下町の雰囲気がでていて、さらにそこにおいしそうな、おでんの匂いがした
「そこの屋台で合ってるか」
「うん」
俺は、おでんの屋台を指差すと桜が無邪気答えた。
やべー今の「うん」超かわいいと思っちまった
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