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「何で家に帰らないんだ」
俺はたまごを食べながら言う
「家がどこにあるか分からない」
弱々しくうつむきながら桜は言った
「えっ」
俺は、驚いた。
正直冗談だと思った。
でも桜の真面目な顔を見ると本気だと分かった。
それでも状況をうまく飲み込めない
「あたし記憶喪失なんだ」
その声にさっきまでの桜の元気さは、ない
「へぇー」
平気なふりしてるが脳の処理能力が追いつかない
「正確には一部の記憶がない」
「これからどうすんの???」
一番の問題をきいてみる
「記憶が戻るまでお前の家に住む」
ちくわを食べながら桜は言う
「協力しろよな」
桜が笑顔をで親指を立てながら言った
「まかせろ」
満面の笑顔で答える
今の俺絶対輝いてるってエロゲーだったらヒロインキュンってなってるって
「きも」
桜は、笑いながら言った
やっぱり俺の笑顔はきもいらしい
正直すごい傷ついた
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