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気がついたら気絶してた。
旧校舎の窓から外を見ると暗く空には、太陽の姿が無く学校に人の気配は、なかった。
それを見て俺は、自分が相当な時間気絶していた事に気づく。
「はぁ~」
外を見ながら思わずため息がでる。
学校の新学期が始まったばかりなのにどうしていじめられるんだよと思いながら
仕方なく汚れを払って自転車置き場まで歩く。
てかあれだね夜の学校って怖いね。
でもこれだけは、覚えておいて欲しい。
夜の学校の階段の数、数えると死亡フラグだよ。
まぁこんなどうでもいい話は、リア充に食べさして自転車自転車。
ポツーン
まさにこの効果音が合う光景だった。
俺の銀色のママチャリは孤独と戦っていた。
「よしよーし」
と撫でてやる。
「よくやった、サンダーフェニックス(自転車)」
と誉めてやる。
よしよ―し辺りから妄想だけどね。
俺は銀色のママチャリに乗り帰る。
ちなみに俺は一人暮らしだ。
なぜかって???
キャッキャウフフーな展開信じてたからさ。
まぁなかったけどね。
そして今、この路地だけ別の世界に切り離されたのでは、ないのかと思うほど人の気配がしなく街頭が点滅をしているとても不気味な路地を通っている。しばらく路地を自転車で爆走してると人影が急に前に両手を横に広げ立ちふさがった。
「あぶねっ」
俺は、急に前に出てきた人影にビックリして声をだす。
なんとか自転車を急停止して当たらずにすんだ、はずなのに
「うわっ」
と言いながら人影は、前にあたかも引かれたかのように吹っ飛んだ。
あれー2~3メートル離れてるのにおかしいな。俺は、頭をかきながら考えていると。
「骨が折れた」
と言いながら人影は、むくりと立ち上がり腕を押さえていた。
なんだゴラァ
なんて言えない。
てか何だこいつ当たり屋ってやつか???。
強引過ぎるだろ
「普通は一億円だが、特別に金は、いらない。」
「いや払わないだろ今ので」
当たり前のように金を要求してくるので思わず返事しちまった。
格好もボロボロのマント一枚っで裸足とゆう
絶対関わっては、いけない不審者なのに。
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