第四章 孤独とおっさん

2/4
前へ
/42ページ
次へ
孤独。 人間誰しも大なり小なりの孤独を抱え生きている。 その孤独を少しでも軽減すべく、恋人を作り家族を友達を作る。 人間は絶対的に孤独に弱い生物である。 しかし、引きこもりに孤独は切っても切れぬ日常的感覚である。 社会から恐怖から逃げ出し、誰とも心通わせぬ世捨て人こそ、引きこもりであるからだ。 孤独、全宇宙でただの一人きりであるかのような虚像。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加