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新世紀3050年 午前10:15ごろ
1人の男は授業を受けていた。とても退屈な歴史の授業を。
昔のことを知って何になる! 大切なのは今だろうが!
彼は歴史の授業のたびにそう思う。
まあ、授業にやる気がない+退屈+暖かい日
こんな条件がそろっているとやっぱり眠くなる。
その男はだんだん前のめりになっていく。
授業中に眠ると教科書を音読しなくてはならない。
そんなことをしたくないが為に必死に睡魔に抵抗をしてみるがやっぱり無駄で
カラン カラーン
先生の黒板を書いている音に新たな音が加わった。
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