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Side F-02
「エリア1北、制圧完了」
F-02がインカム型の通信機で報告する
『了解、他の部隊と合流後エリア2に向かえ』
通信越しに指揮官が言う
「了解」
F-02が通信を切ったとき
キンっという金属音がした。
「❗」
刺し殺したと思っていたレジスタンスメンバーの一人が手榴弾のピンを抜いていた。
「しまった。自爆――――」
F-02が逃げようとしたときレジスタンスメンバーの手榴弾が閃光を放った。
ズガン‼‼‼
「がはっ」
爆発には巻き込まれなかったが爆風で背中を近くの壁に強打する。
「くっ………」
強化された身体によってほぼ無傷だったが背中を強打したため身体が動かない。
F-02の意識がそこで途切れる
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